マイページ
MENU
近畿地方

一乗寺

(いちじょうじ)

☆☆☆☆☆ 0 カスタマーレビュー | 0 回答

(未記入)

Fuji基本情報

名称

一乗寺

読み方

いちじょうじ

通称

(未記入)

参拝時間

8:00〜17:00

参拝にかかる時間

(未記入)

参拝料金

500円
宝物館入館料は別途500円

トイレの有無

(未記入)

電話番号

0790484000

ホームページ

(未記入)

SNS

(未記入)

御祭神・御本尊

聖観世音菩薩

封建時代

(未記入)

創始者

(未記入)

建物

三重塔(国宝)
伏鉢(屋根上、相輪の下部にある半球状の部材)の銘から、承安元年(1171年)の建立と判明した。平安時代にさかのぼり、建立年代の明らかな塔として日本でも稀有の建築物である。塔身部の逓減率(初重から三重に向かって小さくなる率)の大きい点が特色である。

本堂(重要文化財)
大悲閣または金堂とも称する。入母屋造、本瓦葺き、正面9間、側面8間。斜面にせり出した懸造とし、内部は広い外陣と、閉鎖的な内陣、脇陣、後陣からなる、密教仏堂の典型的な平面をもつ。札所寺院として、参拝者用の空間である外陣を広く取っており、外陣天井には巡礼者の打ちつけた木札が大量に残る。『法華山諸堂記』の記載により、寛永5年(1628年)に姫路藩主本多忠政の援助で再建されたことがわかる。内陣には三間の大厨子を置き、中央の間に本尊聖観音立像(重要文化財)、左右の間には不動明王と毘沙門天像を安置するが、いずれも秘仏である。厨子外の左右には二十八部衆と風神・雷神像を安置する。堂は1998年の台風で大きな被害を受け、1999年から2009年にかけて災害復旧を兼ねた半解体修理が行われた。

概要

一乗寺(いちじょうじ)は、兵庫県加西市にある天台宗の寺院である。山号は法華山。本尊は聖観音菩薩。西国三十三所第26番札所。国宝の三重塔は平安時代後期を代表する和様建築の塔であり、日本では屈指の古塔である。境内は、春は桜、秋は紅葉の名所として知られる。中世には山内に真言律宗の有力律院も併設されており、宗祖の興正菩薩が播磨国での布教活動の拠点とした他、真言律宗出身の真言僧で後醍醐天皇の腹心だった文観房弘真が仏門に入った地でもある。

由緒・歴史

一乗寺を開山したとされる法道仙人は、天竺(インド)から紫の雲に乗って飛来したとされる伝説的人物である。『元亨釈書』等の記述によれば、法道はインドに住んでいたが、紫の雲に乗って中国、百済を経て日本へ飛来し、播州賀茂郡(兵庫県加西市)に八葉蓮華(8枚の花弁を持つハスの花)の形をした霊山を見出したので、そこへ降り立ち、法華経の霊山という意味で「法華山」と号したという。法道は神通力で鉢を飛ばし、米などの供物を得ていたため、「空鉢仙人」と呼ばれていた。法道の評判は都へも広まり、白雉元年(650年)、時の帝であった孝徳天皇の勅命により法道に建てさせたのが一乗寺であるという。
法道仙人が開基したとの伝承を有する寺院は兵庫県東部地域に集中しており、「インドから紫雲に乗って飛来」云々の真偽は別としても、こうした伝承の元になり、地域の信仰の中心となった人物が実在した可能性は否定できない。一乗寺には7世紀から8世紀にさかのぼる金銅仏6躯が存在し(うち3躯は重要文化財)、付近には奈良時代にさかのぼる廃寺跡、石仏などが存在することからも、この地域一帯が早くから仏教文化の栄えた地であることは確かである。
創建当時の一乗寺は現在地のやや北に位置する笠松山にあったと推定されている。笠松山の山麓には古法華(ふるぼっけ)石仏と称される奈良時代の三尊石仏(重要文化財)があり、「古法華」とは「法華山一乗寺の旧地」の意味と思われる。現存する一乗寺三重塔は平安時代末期の承安元年(1171年)の建立であるところから、その年までには現在地において伽藍が整備されていたと思われるが、正確な移転時期は不明である。
中世においては、山内に真言律宗の律院も併設されていた。真言律宗の宗祖である興正菩薩叡尊の自伝『感身学正記』弘安8年(1285年)7月23日条によれば、弘安6年(1283年)頃から、法華山は「殺生禁断」の起請文(きしょうもん、神仏へ誓う文)を掲げて叡尊の訪問を要望し、宿老4、5人が真言律宗の本拠地である西大寺を訪ねること7回に及んだ。そこで弘安7年(1284年)冬、叡尊は僧侶の評定を開いたのち、法華山への訪問を決定し、弘安8年(1285年)春には伺うと約束していた。ところが、叡尊は、幕府・朝廷双方から四天王寺別当という仏教界の重職に就くよう要請され、さすがに勅命を断れず、結局、弘安8年(1285年)春は四天王寺で活動を行うことになった。そして、遅ればせながら同年7月23日、大和国の西大寺を発ち、28日に法華山に到着した。それから様々な仏教活動が行われ、8月7日には、叡尊は2124人に菩薩戒(出家・在家を問わず守るべき基礎的な規律)を授けた。
また、正応3年(1290年)には、後に後醍醐天皇・後村上天皇の護持僧(祈祷で天皇を守護する僧)となる文観房弘真が、この地で真言律宗に入信した。このとき文観は数え13歳の少年で、真言律宗の巌智律師という僧に入室し(=弟子となり)、慶尊のもと得度した(=剃髪して出家した)(『瑜伽伝灯鈔』)。このうち後者の観性房慶尊は叡尊の高弟であり、播磨国(兵庫県)での布教活動の指導者格だったと見られる。2年後、文観は正応5年(1292年)に大和国へ留学に旅立ったが、20代後半の時に故郷播磨に戻ってきて10年間ほど開拓事業に尽力しており、当寺境内にある「一乗寺石造笠塔婆」(正和5年(1316年)12月21日、兵庫県指定文化財)はこの時に文観の監修によって作られ、大覚寺統(後醍醐天皇の皇統)に奉献された物と見られる。
一乗寺は中世、近世には何度かの火災に遭ったが、平安時代に建築された三重塔などの古建築がよく保存されている。ただし、本堂は姫路藩主本多忠政の寄進により、寛永5年(1628年)に再建された。

行事

正月三ヶ日 初詣
二月三日 節分会
三月二十一日 春彼岸会
四月四日 定例宝物拝観日(10時~15時)
五月三日~八日 花祭大会(八日本祭)
八月二十二日 施餓鬼会
九月十七日 放生会
九月二十三日 彼岸会
十一月五日 定例宝物拝観日(10時~15時)

引用元情報

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E4%B9%97%E5%AF%BA

御朱印の画像

授与品写真

境内写真

Fujiアクセス情報

Google Map
所在地

兵庫県加西市坂本町821-17

エリア

近畿地方

駐車場の有無

あり

参拝時間

8:00〜17:00

アクセス

姫路駅(JR西日本)または山陽姫路駅(山陽電車)から神姫バス「71 法華山一乗寺・別府経由 社」行きで37分、法華山一乗寺下車 →姫路駅から「71 別府経由 社」行きで30分、法華山口下車徒歩30分。
法華口駅(北条鉄道)から神姫バス「71 法華山一乗寺経由「姫路駅」行きで11分、法華山一乗寺下車。
JR神戸線(山陽本線)宝殿駅から「北条」行きで三口下車徒歩40分。
大阪駅桜橋口から中国ハイウェイバス(西日本ジェイアールバス・神姫バス)「北条バスセンター」行きで70分、アスティアかさい(北条町駅)下車。 →アスティアかさい(北条町駅)から神姫バス「高砂」行きで20分、三口下車徒歩40分 / アスティアかさい(北条町駅)からタクシーで約20分。

Fuji御朱印・御朱印帳情報

御朱印の有無

あり

御朱印・特別御朱印について

(未記入)

御朱印帳の有無

あり

御朱印帳について

(未記入)

参拝時間

8:00〜17:00

札所・巡礼情報

西国三十三所第26番
播磨西国三十三箇所第33番
播磨天台六山
神仏霊場巡拝の道第77番(兵庫第12番)

Fuji口コミランキング

TOP